不動産を【購入】する際のポイント

土地・建物・マンション等の不動産を購入する際のポイントをまとめました。

物件の見学、購入申し込み

物件案内

1.不動産購入の申込み

 

希望の土地や住宅、マンション等を見学し、物件が決まったら購入の意思表示のため「不動産購入申込書」を提出します。

 

申込書に必要事項を記入し、売主に提出することで「この物件を買います!」という意思表示を行うことになります。

 

不動産の購入に際して条件がある場合は「不動産購入申込書」に記載して交渉を行い、売主・買主が合意に至った段階で不動産売買契約に移ります。

 

 

2.住宅ローン事前審査

 

並行して住宅ローンを組む場合は事前審査を行うと、この後の流れが非常にスムーズになります。

 

住宅ローン事前審査には申込書の他、主に「源泉徴収票」「運転免許証の写し」「健康保険証の写し」が必要になります。

 

手続きの詳細につきましては担当営業と打ち合わせさせていただきます。

 

審査には約1週間~10日ほどかかります。

 

 

重要事項説明、不動産売買契約

説明イラスト

3.不動産売買契約(重要事項説明)

 

契約を締結する前に、宅地建物取引士から物件に関する権利関係、法令上の制限、その他物件取引の諸条件について「重要事項説明書」にてご説明いたします。

 

「重要事項説明書」の内容に納得頂いたら「不動産売買契約」を行います。

 

 

4.住宅ローン本申し込み

 

住宅ローンを組む場合は、金融機関宛に申込書及び必要書類(不動産売買契約書・重要事項説明書の写し、住民票、印鑑証明書など)を提出いたします。

 

約1週間~10日ほどで承認の結果が通知されます。

 

5.契約条件の履行

 

契約に履行すべき条件がある場合は、多くは買主の住宅ローン承認後に実施します。

 

例えば土地の場合なら、隣地の所有者との境界を定める「境界確定測量」を行ったり、中古住宅なら壊れている箇所の補修工事を行ったり。

 

諸条件を付加したい場合は、「不動産購入申込書」に記載し、契約前にしっかりと条件の交渉を担当者に依頼しましょう。

 

ただし交渉の結果、必ず条件を付加できる訳ではない点に注意してください。

 

 

決済・お引き渡しについて

登記識別情報

6.金銭消費貸借契約

 

契約条件が満たされたら、買主は住宅ローンを組む金融機関にて「金銭消費貸借契約」を締結します。

 

これにより、指定日(決済・お引き渡し日)に買主へ融資が実行されお金が振り込まれてきます。

 

金融機関によって異なりますが、「金銭消費貸借契約」から融資実行まで営業日で中3日ほどかかります。

 

 

7.売買代金などのお支払い、登記手続き

 

決済・お引き渡しの手続きは、主に買主指定の金融機関にて行います。当日は司法書士が立会人となります。

 

買主は金融機関から振り込まれた指定の融資額をもって、売主にお支払いをします。

 

売主は買主に権利を譲渡する手続きをし、建物がある場合は鍵や建築関係書類などのお引き渡しがあります。

 

また大半の諸経費のお支払いも決済時に行います。

 

後日、司法書士から登記識別通知書(いわゆる権利証)が売主に郵送されます。

 

登記識別通知書は紛失した場合、再発行はできませんので大切に保管してください。