不動産を【借りる】際のポイント
貸家・アパート等の不動産を【借りる】際のポイントをまとめました。
入居申し込み、審査
1.見学、入居申し込み
物件を見学して気に入った場合、不動産会社に「入居申込書」を提出することになります。
入居申込書は、あくまで入居する意思を確認するための書類であって、賃貸借契約書ではありません。
2.入居審査について
貸主は入居希望者が提出した「入居申込書」をもとに、その希望者を入居させるかどうかを判断します。
特段の事情(ペットを飼いたい、会社の寮として使いたい、家賃保証会社や連帯保証人を付けない、など)がなければ、基本は承認されます。
昨今では親兄弟などの連帯保証人ではなく、「家賃保証会社」を利用するケースがほとんどです。「家賃保証会社」についても審査が必要になります。
以上が「入居審査」になります。
「入居審査」は約3日~1週間ほどかかります。承認となりましたら賃貸借契約に移ります。
重要事項説明書と賃貸借契約
3.重要事項説明書をチェックする
「重要事項説明書」とは、物件概要や契約内容を詳しく記載した書類です。
不動産会社は、契約を結ぶ前に、この「重要事項説明書」を宅地建物取引士が宅建証を提示して説明、入居者に交付する義務があります。
「重要事項説明書」は、契約書と重複する内容も含んでいますが、非常に重要な書類です。
「重要事項説明書」の内容を聞いているときに、疑問が出てきたら、その場で質問してください。
そして、最終的に納得してから、契約手続きに入ります。
4.賃貸借契約書は納得してから署名する
「賃貸借契約書」も同様、不動産会社に分からないところを質問して、納得してから署名・押印するようにしてください。
家賃、礼金、敷金(ハウスクリーニング費の場合もあり)、法定仲介手数料、その他諸経費は契約の際にお支払いをする場合が多く、その後、鍵を受け取ります。
お引っ越し・入居
5.入居
引き渡しを受けたらお引っ越し・入居となります。
その際、事前にライフライン関係(電気・水道・ガス)への連絡を忘れないようにしましょう。
特にガスの開栓は立ち会いが必要になりますので、事前連絡が大切になります。